マイクロファイバーとは何か?
マイクロファイバーはその名前の通り、マイクロサイズにまで細く組成された繊維のことを指します。8マイクロメートル以下というサイズの繊維は、化学繊維でありながら木綿以上の吸水性を持っています。
マイクロというサイズは言われてみてもどれくらいのものかピンとこないかもしれませんが、5g分あれば地球から月までの距離になると言われています。
私達にとって細いもので一番わかりやすいものは髪の毛ですが、髪の毛の1/100ほどの直径だというのだから驚きです。
それまで化学繊維は天然繊維の性能には及ばないと言われてきましたが、マイクロファイバーの登場により、この考え方はくつがえされることになりました。
しかしマイクロファイバーが登場して間もない頃は、技術力はともかく性能としては実用的ではないものでした。繊維の表面が平らなため、吸水性や保温性が悪く肌触りにも難点があるというレベルでした。
それからさまざまな技術者が挑戦したことにより、マイクロファイバーは進歩していきます。繊維一本一本を鋭利な多角形にすることで、化学繊維では考えられないレベルでの吸水性を実現できるようになりました。
現在もマイクロファイバーは発展を続けており、合成繊維の特徴を持ちながら木綿以上の繊維を持つレベルになりました。これにより現在もさまざまな製品に採用されています。
私達が普段何気なく使っているものでも、このように多くのテクノロジーが使われています。こう考えると、当たり前のものでも興味深いものがたくさん見つかると思いますよ。

